【シマノ鈴鹿2026】50代初心者が平均35km/h達成!1時間サイクルマラソン実走記

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この記事の中ほどに、車載カメラによるレース中の実走動画へのリンク
(約1時間)があります。そちらもぜひお楽しみください!

こんにちは!ロードバイク初心者のアルパカおじさんです!

2026年9月27日。

今年もシマノ鈴鹿ロードに参加してきました!

今回出場したのは、

1時間サイクルマラソン

結果から先に言います。

平均速度35km/h台を達成!

昨年は平均時速約31km/h。

そこから1年で3km/h以上アップです。

順位も全体の

上位42%以内!

しかも、私が乗っているのはレース用の軽量カーボンバイクではありません。

TREK Domane AL4

約11kgあるアルミロードです。

周りを見れば、いかにも速そうな8kg台のカーボンロードがズラリ。

そんな中で、52歳のロードバイク初心者が、重たいアルミロードでここまで走れました。

やればできるじゃん!

続けてよかった!

諦めなくてよかった!

この記事は、速い人の自慢話ではありません。

仕事が忙しくて練習時間が取れない。

数字も思ったように伸びない。

レース直前には「もう棄権しようかな」とまで思っていた。

そんな50代初心者でも、昨年の自分を超えることができた。

そしてやっぱりLITHION4はいいタイヤだった!


今年もシマノ鈴鹿に挑戦すると決めた

2026年4月29日、このブログで今年もシマノ鈴鹿ロードに出場することを宣言しました。

シマノ鈴鹿ロード2026に向けてPWR3.5を目指す|50代ロードバイク初心者の20週間挑戦記
2026年9月のシマノ鈴鹿ロード1時間サイクルマラソンに参戦決定!昨年500人中230位から今年は上位1/3(167位以内)を目標に、FTP209w・体重70kgからPWR3.5を目指します。コーチなし・チームなし・週3日の51歳が、AIと一緒に20週間の練習計画を公開します。

そのときに立てた目標がこちらです。

項目 2026年4月 目標
FTP 209W 235W
体重 70kg 67kg
PWR 約3.0 3.5

FTPを26W上げて、体重を3kg落とす。

そしてPWR3.5を目指す。

そのために約20週間、練習していく予定でした。

でも、現実はそんなにうまくいかなかった

いざ始めてみると、なかなか計画通りに練習時間が取れません。

仕事があります。

残業もあります。

疲れて「今日はもう無理……」という日もあります。

結局、できても週末の2日間+ウィークデイ最低1日くらい。

Zwiftで、AIに作ってもらったVO2maxメニューを中心に取り組む感じになりました。

2026年5〜8月の走行実績

月 合計回数 実走 Zwift 走行距離 移動時間 獲得標高
5月 7回 4回 3回 246.0km 10.9時間 2,077m
6月 12回 2回 10回 333.7km 12.8時間 3,255m
7月 10回 7回 3回 509.6km 20.1時間 2,440m
8月 13回 6回 7回 476.2km 20.1時間 3,550m
合計 42回 19回 23回 1,565.4km 63.8時間 11,322m

5月から8月までの4か月間で、実走とZwiftを合わせて42回、合計1,565.4kmを走りました。

6月はZwiftを中心にトレーニング回数を増やし、7月は月間509.6kmと期間中で最も長い距離を記録しました。この期間にはVO2maxメニューを14回、SSTを4回、FTPテストを2回実施。実走でも50km以上のライドを16回行い、室内で強度を確保しながら、屋外で長い距離を走る準備を進めました。

しかし、しかし・・・、レース直前の数値がこちらです。

項目 4月 レース直前 当初の目標
FTP 209W 212W 235W
体重 70kg 69.5kg 67kg
PWR 約3.0 約3.05 3.5

FTPはたった3Wアップ。

体重も0.5kgしか減っていません。

数字だけを見れば、

ほとんど変わってない……。

という感じです。

目標には、まったく届きませんでした。

それでも実走では「確実に速くなっている」手応えがあった

ただ、不思議なことがありました。

FTPなどの数値はほとんど伸びていないのに、いつものホームコースを走ると、以前より明らかに速いんです。

これまでは32km/h巡航くらいがせいぜい。

それが最近は、

36km/h前後でも走れる!

以前は40km/hを出すのも「よいしょ!」という感じだったのに、かなり楽に40km/hまで届くことも増えていました。

「FTPには表れていないけど、何かが変わっている。」

そんな手応えは確かにありました。

レース1週間前、「棄権」が頭をよぎった

ところがレース直前の1週間。

度重なる残業で、気力も体力もかなり落ちていました。

しかも天気予報を見ると、レース当日は大雨予報。

思ったように伸びなかった走行データ。

疲労。

大雨。

だんだんモチベーションも下がっていきます。

正直、

「もう棄権しようかな……」

と考えました。

でも、ここで思いました。

満足のいく練習はできなかった。

目標の数値にも届かなかった。

それでも、何もしなかったわけじゃない。

思うようにいかない中でも、諦めずに続けてきた。

だったら、とりあえず鈴鹿まで行こう!

全然ダメかもしれない。

でも、チャレンジだけはしてみよう。

そう自分に言い聞かせて、参加することにしました。

出場したのは「1時間サイクルマラソン」

今回出場したのは、シマノ鈴鹿ロードの1時間サイクルマラソンです。

鈴鹿サーキットを1時間たっぷり走れる人気種目で、マイペースで楽しむ人から入賞を目指す人まで、さまざまなレベルのライダーが参加します。

公式ルールでは、スタートから規定時間が経過した時点で競技終了。ビギナーからベテランまで速い人・遅い人が混在するため、お互いに安全へ配慮して走ることも明記されています。

つまり、私のような初心者でも参加できます。

……とはいえ。

実際にスタート地点に並ぶと、そんな余裕はありませんでした(笑)。

シマノ鈴鹿ロード公式|1時間サイクルマラソンの案内はこちら

レース当日。周りが全員速そうに見える

スタート地点はロードバイクでぎっしり。

最後の装備チェックをします。

私の相棒は、いつものTREK Domane AL4。

約11kgあるアルミロードです。

周りを見ると、レース用と思われる軽量カーボンロードがたくさん。

8kg台くらいのバイクも珍しくありません。

みんな強そう。

みんな速そう。

そして私は、

「もう早く終わらないかな……」

と、スタート前から弱気になっていました(笑)。

雨の鈴鹿。タイヤはもちろんMICHELIN LITHION 4

今回、一番心配だったのは雨です。

 

タイヤはもちろん、普段から使っている

MICHELIN LITHION 4(リチオン4)

で走ります。

リチオン4については、これまでかなり走り込んでレビューしています。

リチオン4は育てるタイヤ|100km走ったらレースで使えるまでに育った“リチオン4”の実走レポート
「レース向きじゃない」と酷評したミシュラン リチオン4。ところが100km走り込んだら評価が一変しました。転がりが軽くなり、STRAVAの数値もアップ。前言撤回します。コスパも走りも侮れない“育てるタイヤ”の実走レポートです。

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スタート。完全に雰囲気に飲まれた

※Insta360 ONE X2のバッテリー切れでゴールまでは撮影できていません。

さあ、スタート。

最初は密集状態です。

ところが周りは闘志満々。

スタートと同時にどんどんスピードが上がっていきます。

私は完全に気後れ。

出遅れました。

高速で密集した集団の中では声が飛び交い、その圧力に完全に萎縮。

おまけに前の選手のタイヤが巻き上げた水が、顔にザンザンかかります。

怖い。

最初の1周は、完全に雰囲気に飲まれてしまいました。

もうヘトヘトです。

「早く帰りたい。」

「リタイヤしたい。」

本気でそう思いました。

水が浮く路面でも、リチオン4のグリップは安定

コースには水が浮いている場所もありました。

それでもリチオン4のグリップには、かなり安心感がありました。

しっかり路面をつかんでくれる感覚がある。

だからといって走行を妨げるような変な抵抗感もない。

もちろん雨なので慎重には走りましたが、タイヤに対する不安はほとんどありませんでした。

今回のシマノ鈴鹿で、以前書いた

「リチオン4はレースでも使える」

という評価には、さらに自信が持てました。

【正直レビュー】MICHELIN LITHION4はロードバイク初心者におすすめなタイヤ|GP5000と比較してわかったこと
ミシュラン LITHION4(リチオン4)の実走レビュー。耐久性・グリップ・快適性・コスパを詳しく解説し、ロードバイク初心者から通勤ライダーまでおすすめできるポイントを紹介します。

「でも、とにかく完走だけはしよう」

1周目で心はかなり折れかけていました。

でも、ここまで来てやめるのは悔しい。

順位なんてもういい。

とにかく完走だけはしよう。

そう自分に言い聞かせて、ペダルを回し続けました。

そんな気持ちとは裏腹に、速い集団に引っ張られたおかげでペース自体はかなり良い。

「こんなペースで最後まで持つのか?」

という不安もありましたが、これはこれで悪くないのかもしれません。

集団がばらけて、ようやく自分の走りに戻れた

周回を重ねるうちに集団もばらけ、少しずつ周囲の圧力が減ってきました。

そこでようやく、自分を取り戻すことができました。

周りではなく、自分のペダリングに集中。

「いつもの河川敷と同じように走ろう。」

そう思うと、少し気持ちが楽になりました。

リチオン4のグリップを感じる余裕も出てきます。

約11kgのDomane AL4。下りは速い。でも上りがつらい!

一方で、鈴鹿サーキットの起伏には苦戦しました。

私のDomane AL4は約11kg。

重い車体のおかげなのか、下りではかなり伸びます。

前を走る選手を追い越せる場面もありました。

ところが、その後に上りが来ると……。

さっき抜いた選手に、今度は抜き返されます(笑)。

下りで追い越す。

上りで抜き返される。

何度もこれを繰り返しました。

「やっぱり軽いカーボンっていいなあ……」

と思いながらも、今のDomane AL4でどこまでできるか。

それも今回の挑戦です。

目標は7周。昨年より先頭との差を縮めたい

昨年は、先頭から-3Lapsでした。

今年はせめて、

-1Lapくらいで行きたい。

優勝争いは8周くらいになるだろうと考えていたので、私の目標は7周。

できるだけ周回遅れにならないよう、ひたすらペダルを回します。

そして、なんとか7周目の足切りをクリア!

あとはゴールを目指すだけ!

そしてゴール!平均35km/h台を達成

最後まで走り切りました。

そして結果を確認すると、

平均速度35km/h台!

昨年は約31km/h。

1年間で、3km/h以上アップできました。

順位も全体の上位42%以内。

今回の結果

昨年 今年
平均速度 約31km/h 35km/h台
今年の周回数 ― 7周
順位 約500人中230位前後 上位42%以内
バイク Domane AL4 Domane AL4

FTPは3Wしか上がらなかった。でも私は確実に速くなっていた

レース前、私はFTPの数字を見て落ち込んでいました。

209Wから212W。

たった3Wしか上がっていない。

体重もほとんど変わっていない。

「こんな状態で去年より速く走れるわけがない。」

どこかで、そう思い込んでいたんです。

でも結果は違いました。

平均速度は3km/h以上アップ。

もちろんFTPは、ロードバイクの成長を見るうえで大切な数字だと思います。

でも今回感じたのは、

成長は一つの数字だけでは測れない。

ということです。

ペダリング。

巡航力。

フォーム。

スピードへの慣れ。

苦しいときに粘る力。

そうしたものも含めて、去年の自分より少しずつ強くなっていたのだと思います。

50代初心者だって、やればできるじゃん!

トップレーサーから見れば、もちろん大した結果ではありません。

軽いカーボンバイクに乗っているわけでもありません。

FTP235Wも、PWR3.5も達成できませんでした。

それでも、

50代のおじさんが、去年の自分を超えた!

1時間の平均速度を3km/h以上アップできた!

それで十分じゃないですか。

やればできるじゃん!

続けてよかった!

やってよかった!

諦めなくてよかった!

レース前の1週間は、本当に「行くのをやめようかな」と思っていました。

もしあのとき棄権していたら、この達成感は味わえませんでした。

50代だから。

初心者だから。

速い人ばかりのレースに出るのは恥ずかしいから。

そんな理由で、最初から諦める必要はないと思います。

自分なりの目標でいい。

去年の自分に勝つだけでもいい。

仕事が忙しくて練習時間が取れない人。

数字が伸びなくてモチベーションが下がっている人。

年齢を理由に何かを諦めかけている人。

この記事が、そんな方を少しでも元気にすることができればうれしいです!


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